バイオエシックスを考える会 2005年度・総会報告
日時:2005年6月18日(土)12時〜14時30分
場所:立教大学(池袋キャンパス)ミッチェル館 会議室
※メールによる総会委任件数、および、当日出席者数などの合計は19名でした。
会員過半数に満たないため、当日の総会決議は「仮決定」となりましたが、過日のメーリングリストで告知した期日までに異議がなかった為、下記を本決定といたします。
■I. 活動報告、および、今後の活動方針
I-1.【学校めぐり (定例研究会) について】
2004年度は、第1回 (講師:林 真理氏 (工学院大学)/テーマ:「医療モデルと基礎 研究:生命倫理学への示唆を」) 、第2回 (講師:土田 友章氏 (早稲田大学 )/テーマ:「苦しみの倫理 ─ 生命倫理の基盤を考える ─」) 、第3回 (講師:粥川 準二 氏 (ジャーナリスト/フリーライター)/テーマ:「ヒトクローン胚容認をめぐって 〜生命倫理行政の陥穽〜」)の学校めぐり(定例研究会)が開催された。
2005年度は、 第1回 (講師:石原明子氏(国立保健医療科学院政策科学部協力研究員)/テーマ:「この国の不安を解く―保健統計から見る日本」) が開催され、盛会のうちに終える事が出来た。
続く第2回学校めぐり(定例研究会)は、9月頃を目処に開催予定である。
I-2.【会誌『Bioethics Study Network』発刊作業について】
『Bioethics Study Network』(第5巻1号:特集「ターミナル・ケア」 ) については、今月末までを原稿提出期限として、早急に発刊したい。
なお、次号会誌 (第6巻第1号) のテーマについては、目下のところ「生命倫理教育」の方針である。但し、テーマはあくまで特集のテーマとして、その他の話題の投稿も併せて歓迎する。
I-3.【メーリングリスト運営・管理について】
従来、当会のメーリングリストには、「会員」以外にも、非会員である「関係者」(会誌謹呈者や会員からのご紹介も含む) も含まれている。
今夏、これまでメーリングリストの無料サービスを利用していた会社の都合により、現行のMLが廃止されることになる。これに伴い、新たに「会員専用」と「関係者用」の2種のメーリングリストを改めて設ける事とする。
これらが整備され次第、会員・関係者ごとに登録継続に関するお問い合わせを行いたい。
■II. 人事
2005年度「バイオエシックスを考える会(Bioethics Study Network)」の人事は以下の通りである。
II-1.【代表、および、世話人会】
代表: 川上 祐美(新任・早大)
世話人会:冲永 宜司(帝京大)・河原 直人(早大)・清塚 理江(福島県立看護大)・空閑 厚樹(立大)・窪田 共和(教育学)・佐藤 聴(早大)・仙波 由加里(お茶大)・高岡正和(早大)・前川 健一(東大)・箕岡 真子(東大) (五十音順)
名簿・会計:窪田 共和 (留任)
会誌編集担当:空閑 厚樹(立大)
※副代表は特に設けず、世話人会をもって、代表を補佐する事とする。なお、これらは従来の会誌編集委員会も兼ねる。
会誌編集長の呼称を廃し、世話人会内に編集担当を置く。
II-2. 【世話人会について】
世話人会については、決して、クローズドの組織とはせず、常に広く開かれた組織運営となるように努める。
引き続き、学年・所属など一切問わず、関心とやる気のある方々のご参加を歓迎する。
■III. 会計
財政状況は昨年度に比して改善されつつあるが、2005年度分の会費を納めていない会員が未だ多数いるため、会誌発行が厳しい状況にある。
近日、会費を徴収している会員各位に会計状況をお知らせするとともに、上記・会費未納の会員については、個別に振込のお願いをする事とする。
※多年度にわたり会費未納の会員につきましては、既に退会扱いとさせて頂いております。
会費および寄付のお振込先:00180−9−772919 バイオエシックスを考える会
通信欄にメールアドレス、ご所属をお書きください。
【関連する記事】