バイオエシックスを考える会 2004年度・総会報告
日時:2004年7月24日(土)午後2時〜4時
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス14号館802号室
※メールによる総会委任件数は、合計で13名です。会員過半数に満たないため、以下 の総会決議は「仮決定」となります。異議のある会員は、2004年8月末日までに事務 局代表・河原 (naox@ruri.waseda.jp) までご連絡下さるようお願い申し上げます。 期日までに異議がなかった場合は、以下総会での決定を本決定といたします。
※『Bioethics Study Network』2004年度(第5巻1号:特集「ターミナル・ケア」) の原稿を募集しています。執筆を希望される会員は2004年10月末日までに、編集長・ 川上(yumi@suou.waseda.jp)までご連絡下さるようお願い申し上げます(総会報告 1-2.参照)。
■I. 今後の活動方針
今後も「学校めぐり (定例研究会)」と「会誌」発行を活動の中心と捉え、メーリン グリストでの情報交換についても従来通り活発に展開していく事とする。
I-1.【学校めぐり (定例研究会) について】
本年度は、第1回 (講師:林 真理氏 (工学院大学)/テーマ:「医療モデルと基礎 研究:生命倫理学への示唆を」) および、第2回 (講師:土田 友章氏 (早稲田大学 )/テーマ:「苦しみの倫理 ─ 生命倫理の基盤を考える ─」) に続き、粥川 準二 氏 (ジャーナリスト/フリーライター) を第3回学校めぐり (定例研究会) 講師とし て、お招きすることになっている (日時:2004年10月9日 (土) 午後3時〜/場所:立 教大学池袋キャンパス10号館1階106号室を予定)。
I-2.【会誌『Bioethics Study Network』発刊作業について】
発刊が遅れている2003年度会誌『Bioethics Study Network』(第4巻) について は、夏休み明けを目処に発刊を期する事とする。また、2004年度会誌 (第5巻) につ いても、2005年3月までの発刊を目指す事とする。第5巻1号のテーマは「ターミナル ・ケア」。会員へ告知の上、原稿を募る。執筆希望申込締切は2004年10月末日、原稿 締切は2005年1月末日とする。
I-3.【会誌『Bioethics Study Network』謹呈および寄付のお願いについて】
従来、1)「当会主催の学校めぐり (定例研究会) にて既にお話頂いた方々」、ならびに、2)「当会から会誌閲覧をお願いした方々」に会誌謹呈を行ってきた。今後もこ の方針を維持する事とする。
但し、
1)「当会主催の学校めぐり (定例研究会) にてお話頂いた方々」に会誌を謹呈する とともに寄付を依頼、
2)「会誌閲覧をお願いした方々」についても、会誌謹呈とともに寄付を依頼、併せ て可能ならば、当会主催の学校めぐり (定例研究会) でもお話下さるよう、依頼させ ていただく事としたい。
I-4.【メーリングリスト運営・管理について】
当会のメーリングリストには、非会員である「関係者」(会誌謹呈者や会員からの ご紹介も含む) も含まれており、この「関係者」からは会誌謹呈者同様、これまで会 費徴収を実施する事はなかった。
この案件につき、メーリングリスト登録者は「必ずしも会員である必要はない」こ とを基本方針として、従来通り、メーリングリスト非公開の原則は維持しつつも、会 員・非会員混在の登録形態を続行する事とする。
これは、当会のメーリングリストが、バイオエシックスに関心のある関係諸氏に、 当会の活動内容をよく理解していただくことを主眼とするものであり、強制的な入会 を前提とするものではない為である。
但し、メーリングリストに登録されているのみの非会員については、会誌謹呈者を 除いて、会誌投稿の権利はなく、会誌の送付も行わない事とする。
■II. 人事
2004年度「バイオエシックスを考える会」の人事は以下の通りである。
II-1.【事務局】
代表: 河原 直人(留任・早大)
副代表:前川 健一 (留任・東大)/空閑 厚樹 (留任・立大)
名簿・会計:窪田 共和 (新任)
II-2.【会誌編集委員会 (世話人会)】
伊沢 玲子・冲永宜司・川上 祐美・河原 直人・清塚 理江・空閑 厚樹・窪田 共 和・小松 楠緒子・仙波 由加里・前川 健一・箕岡 真子 (五十音順)
■III. 会計 (含・会費の件)
次年度より、年度会費を以下のように変更する。
学生:2,000円
有職者:5,000円(非常勤職を含む)
但し、上記・会員資格の範疇につき、判別し難い状況にある会員については、事務 局まで個別にご連絡いただき、検討する事とする。
なお、本日の総会決議までに、次年度・次々年度の会費を先行して既に振り込まれ た会員については、上記・会費変更の適用例外の扱いとする。
2004年3月27日確認時の残高 は122,665 円であるが、その内の 50,000円が会員の 冲永宜司氏からの借入金である。会誌発行に伴う印刷および郵送費の予算は、 140,000円 (概算) が計上されているが、2004年7月24日現在、会誌発行作業の遅延に より支出されていない。
会員諸氏のご協力による会費徴収作業の進展、および、会費未納 (複数年) の会員 の退会処置などによって、財政状況は昨年度に比して大幅に改善されたが、今後も引 き続き、会員には会費振り込み、非会員には寄付のお願いを継続していく必要がある。
註:会計担当者交代につき、上記は暫定報告となります。9月上旬に改めて正式な 報告をいたします。
■IV. その他
現在、当会におけるインターネット利用状況は、専ら「ウェッブサイト (公開)」 および会員・関係者間の「メーリングリスト (非公開)」のみである。
今回の総会では、会員からウェッブサイトをさらに活用していくことも提案され た。今後、IDおよびパスワード発行の可能性も含め、あくまでも会員・関係者のセキ ュリティの確保を念頭に置きつつ、会員専用のBBSなどの実用化等、新たな情報共有 媒体構築についても検討していきたい。
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【備考】
会費および寄付のお振込先:00180−9−772919 バイオエシックスを考える会通信欄にメールアドレス、ご所属をお書きください。
posted by BSN事務局 at 04:00|
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■ 年次総会報告
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